ヤップ初日 空港、ウォロウォ

 いよいよ今回のメインの1つであるヤップ島だ。ヤップはミクロネシア連邦を構成する4国の1つ。ミクロネシア連邦訪問は私にとって17年ぶりで2度目だが、ヤップは初めて。あづさは完全に初めてだ。
 3月10日到着予定のフライトは遅れ、到着は3月11日の午前0時半となった。空港建物の入り口には有名な石のお金が置いてあり、これで、ヤップに来たなーって思った。入国審査を済ますと今度は、伝統衣装でトップレス姿の女性から花輪を掛けてもらった。これに感激! 今まで世界中の国を旅し、伝統衣装で花輪サービスの経験はあった。しかし、伝統衣装といっても本来はなかったはずの"何か"で必ず胸は隠していた。それが文明化の象徴のようなものだったのだ。こんな場所が残っているとは!
wellcome yap
 税関を出ると今度は花で作った冠のサービス。これはこの島でホームステイをさせていただくレイモンドファミリーのサービスである。ホストとなるレイモンド家の人々と挨拶をし、「さあ行きましょう」と案内された車はトラック。移動はトラックの荷台だ。強烈で、ワクワクするヤップ旅のスタートである。
 トラックは街のほうに向かったが、街に入る橋は渡らず、しばらくしたらメインロードも外れ、未舗装路をドンドン登る。荷台でバナナの葉に頭を叩かれながら行き止まりまで。そこがこれから1週間滞在させていただくホストファミリーの家である。通された部屋は板の間で、ゴザと枕とシーツが用意されているだけ。コンセントもないのが不便だが、ないものは仕方ない。我々は地元民の文化が知りたくてホームステイをするのでこれでOKだが、まあ普通の日本人がホームステイでこれを見せられたらショックだろう。板の間にゴザだけで寝るのは鳴れないときついし、南の島で扇風機もないきついかも・・・。
 午前1時を過ぎていたが、ファミリーの人々と自己紹介やヤップでしたいことなど遅くまで話をする。話をしながら、この地域の伝統であるビンロウ噛みの体験をする。20年以上前に台湾でやって、あまりにきつく、私はそれ以来手を出していなかった。前回の旅でも何度か勧められ、あづさはトライしていたが、私は断っていた。しかし、今夜は昔の失敗の原因(石灰の入れすぎ)を教えられ、その結果、心地よく噛むことができた。一度くらいでうまいと感じるものでもないが、長年の謎が解け、感謝、感謝。