北マリアナ 2016

Day2(前半) グアム→サイパン→

 グアム空港での仮眠を終え、サイパンに向けて出発する。今回はユナイテッドのマイルを使った航空券を使用している。日本から目的地であるロタ島へはグアム経由が必須であり、グアムからロタは毎日一便だけで、曜日によってグアム→サイパン→ロタ→グアムまたはグアム→ロタ→サイパン→グアムとなっている。今日はサイパン経由の日だ。グアムで昼の出発時間まで過ごしても良かったが、グアムは前回行き帰りともトランジットで街に出たので、今回は朝の便でサイパンに飛び、サイパンを見ることにした。天気は良く、グアムの海も美しい。
16/10/09 06:14:20
 短いフライトだが、機内でサイパンの土産によくあるようなチョコチップクッキーが配られた。製造を見るとやはりグアムでなくサイパン。
16/10/09 06:24:12
 ロタ島やテニアン島の上空を通過し、サイパンへ。8時前の到着だ。
16/10/09 06:54:22
 グアムからだと北マリアナ諸島の入国審査が昔はあったが、現在は無くなっており、イミグレーション横を素通り。荷物も預けていないのであっという間に外に出てしまった。10人程度しか乗っていない飛行機が到着しただけなので、空港内はガランとしている。タクシーもなかったような・・・。そのまま歩いて駐車場を抜けると米軍記念碑がある。
16/10/09 07:04:58
 さらに歩くと独立歩兵第317大隊顕彰碑。サイパンは第2次世界大戦における日本の拠点であったため数多くの戦死者を出しており、ここはその慰霊碑の一つだ。
16/10/09 07:11:24
 もう少し行くと防空壕跡や病院跡があるはずだが、この辺りで空港から何台も車が来た。飛行機の本数が少ない空港から街にヒッチハイクで行くのに、このタイミングを逃してはいけない。ここでヒッチハイク。チャチャ村方面に行く車の人に乗ることができた。分岐までのつもりが、大回りしてくれ、目的地のガラパンに到着。ガラパンは北マリアナ諸島最大の街で、日本時代には南洋庁のサイパン支庁が置かれていた。まずは車に乗せてくれたおばさんお薦めのカフェで朝食をとる。サイパンのローカルフードの店を教えて欲しいと頼んだが、メニューはフィリピン料理で店員もフィリピン人、しかしお客はローカルの人ばかりだ。北マリアナ諸島に住むフィリピン人の数は、地元民であるチャモロ人とカロリン人を足した数よりも多く、フィリピン料理も立派なローカル料理なのだ。ガイドブックを見てサイパンの食事は日本よりかなり高いと覚悟していたが、一人6ドルでお腹一杯に。これなら日本よりも安い。
16/10/09 07:35:42
 食事の後はビーチへ。昼にまた飛行機に乗るので泳ぐ気はなく、見に行っただけだが、水はきれいだし、暑いしで、泳ぎたくなる。
16/10/09 08:48:56
 ビーチ沿いの木陰でカロリン人と話をする。マリアナ諸島にもともと住む民族はチャモロ人と呼ばれるミクロネシア系民族だが、すぐ南に大きく広がるカロリン諸島(ミクロネシア連邦全域とパラオ)からスペイン人が来る前に渡ってきたカロリン人も多く住んでいる。カロリン人もローカルピープルであり、彼らの話すカロリン語は、英語、チャモロ語とともに、北マリアナ諸島の公用語のひとつとなっている。話をしたカロリン人は釣りに出かけるところで、帰りには魚が入るであろうクーラーボックスには、檳榔セット(檳榔の実と石灰とキンマの葉)が入っていた。北マリアナの人々は檳榔好きな人が多く、海上で楽しむのだろう。
16/10/09 09:06:48
 プラプラと歩いていて魚屋を見つけた。色々な種の魚を入れたクーラーボックスをずらりと並べた陽気な魚屋さん。
16/10/09 09:13:10
 18世紀の鐘楼(写真左中ほど)が残るガラパン教会。
16/10/09 09:15:08
 日曜日の午前で教会ではミサが行われていた。教会内は冷房が効いて気持ちよい。
16/10/09 09:16:58
 教会の辺りは日本時代に最も栄えていた場所で、当時の病院が今は北マリアナ博物館として使われている。
16/10/09 09:40:44
 博物館の北は砂糖王公園。中にはサトウキビ列車を引っ張った機関車が展示されている。
16/10/09 09:42:48
 公園はもともと彩帆香取神社(さいぱんかとりじんじゃ)があった場所である。彩帆香取神社は、大正時代に創建され、戦争中に破壊されたが、1985年に再建されている。
16/10/09 09:45:32
 神社の拝殿に日本時代の市街図があり、しばらく見入ってしまった。当時のサイパンには、地元民の10倍近い日本人が住んでいたというのだからすごい。もっとも、スペイン人が来る前の人口は日本時代より多かったのに、スペイン人が虐殺をしたためにそれ以降の地元民が少なかっただけで、その程度の人口を支えられる島だったのだ。
16/10/09 10:12:14
 前夜ほとんど寝ていなかったこともあり、涼しい木陰の芝生でしばし昼寝をする。少しの休憩の予定が熟睡してしまったようで、空港に行く時間が迫ってしまった。朝は閉まっていたデューティーフリーショップやカジノを少し見たらもう空港に戻るべき時間だ。まっすぐタクシーで戻っても良かったが、カジノのシャトルバス(無料)に乗ってバスから少し島を見ることにする。ガラパンの南にススぺ地区があり、そこが現在の北マリアナ諸島の首都だ。ホテルもいくつかある。ススぺ辺りまではタクシーもちらほら見かけたが、そこより南にはほとんど車が走っていない。シャトルバスの終着コーラルオーシャンリゾートホテルでバスを下車。大きなホテルならばタクシーが待っていると思っていたが、タクシーがおらず、ホテルで呼んでもらう。フロントの人が電話するのを聞いていたらタガログ語、ホテルのフロントもタクシーの運転手もフィリピン人なのだ。そしてやってきたのは白タク。空港までは3キロほどで、当初は歩こうかと思っていた距離を10$といわれるもが、時間はなく、仕方なし。メーターよりかなり高いが、辺鄙なホテルに呼んで短い距離だとチップをはずむものであり、チップ込みと考えるとぼっている値段ではない。
 無事に空港到着。韓国行きの飛行機が出る時間で空港は込んでいたが、我々の乗るロタ行きは今回も乗客が10人ほどしかいない。ガラガラのプロペラ機に乗って、いよいよロタ島だ。
*長くなるのでこの日は前後半に2分割
*本日前半の移動 グアム→サイパン:UA6395,サイパン空港→ガラパン:ヒッチハイク,ガラパン→アギンガン:バス,アギンガン→サイパン空港:タクシー,サイパン→ロタ:UA6391